革靴復活の兆し
桜も満開で春色になりましたね。当店近くのコスモスも4月4日にオープンし、すっかり人通りが変わりました。
さて、先日は古いポールスミスの革靴が持ち込まれ「冠婚葬祭用にキチンとした革靴を持っておきたくて…綺麗になりますか?」と依頼がありました。
拝見させて頂くと、アッパー部分は乾燥はしていますが小傷だけで問題なしですが、カカトのゴムがカチコチとレザーソールがそれなりに擦り減っていましたので、カカトのゴム(トップリフト)を交換し、ハーフソールを施して、後は十分な保湿と乳化性クリームでの栄養注入とWAXで仕上げです。
今はスニーカーが主流ですが、最近「嗜好品」としての革靴が再評価され、**好きな人が選ぶ“趣味性の高いアイテム”**へと変化しています。漫画『靴の向くまま』の人気なども後押し、“自分だけの一足”を求める層が確実に増えています。
「ボロボロでも復活できる」という体験が共有され、修理文化が若い世代にも浸透しつつあります。つまり…
・義務としての革靴 から 趣味・文化としての革靴へ
・“履かされる靴” から“選んで履く靴”へ
・新品購入 から修理・再生する革靴へ
…ですかね?革靴の文化価値はむしろ上昇しているというのが今の流れです。是非、ご自身の革靴を見直してください。
《今回は修理後だけの写真です》




